株主優待をメインとする投資はやめます

サイドFIRE

この度、正式に富裕層入りすることができました。
※純資産(総資産-負債)の金額が大台を超えました

これからの投資戦略について考え中ですが、とりあえず「株主優待投資を投資のメイン戦略にする」ことをやめましたので、今日はそれについて書いていきたいと思います。

一応、前回の記事は以下の通りです。
富裕層入りしたので、今後の投資戦略を考えてみることにした | 自称サイドFIRE かもめんのブログ (kamomen.com)

※今回の記事で銘柄名にリンクが張っていある場合は、当ブログ内の紹介記事へのリンクとなります。

過去の投資戦略(前回記事より抜粋)

これまでの投資戦略はこんな感じでした。

家族4人のNISA枠(年400万):個別株で主に優待銘柄を漁る
(参照:ジュニアNISAこそ株主優待株を選んでいます | 自称サイドFIRE かもめんのブログ )

会社の持株会(年間約120万)
(参照:サイドFIRE達成ノウハウ~要するに〇〇会! | 自称サイドFIRE かもめんのブログ )

確定拠出年金(年間約80万円くらい??):米国株に一点集中
現時点でそれなりに含み益が出ており、税優遇も大きいので、ありがたくコツコツ積ませてもらっています。

これまで投資の主軸が株主優待だった理由

ということで、これまでは投資の多くを株主優待投資に回してきました。

基本的には以下の理由です。

1.別に現金を欲しているワケではない
 正直、サイドFIRE状態とはいえ、継続して安定した収入があり、将来の学費にもある程度の備えができているため、資産の最大化や現金収入(配当)を目指す必要がないという状況です。

2.「自分でお金を払うのもなぁ」というものを優待でgetすることで出費を抑える
外食優待:自分で外食費を払うのはちょっと嫌だけど、ある程度贅沢しても目を瞑れる(マクドナルド、コロワイド等)
調味料:普段買わないようなちょっと良い調味料をもらえる(KDDI、オリックス等)
など、収入を増やすというより、支出を減らすために投資をしていました。

3.特に外食優待関係は、現場で今後伸びそうな会社や沈みそうな会社を見極めることができる
これも以前記事にしましたが、リアル店舗等で使える優待は、今後伸びそうな会社や沈みそうな会社を見極めることができます。
明らかに商品の品質が上がっているor落ちている、従業員の対応が良いor疲弊している、新商品の質が良いor悪い 等、株主向けのリリースを見る前に、リアルな店舗を見ることで、その店ひいてはその会社が今後伸びるのかどうかを見極めることができます。

実際に株主優待目的の投資は成功していた

実際に、これまで株主優待目的の投資をして、かなり成功を収めてきました。

例1)KDDI※現在も保有中
・連続増配を続けている
・株主優待もそこそこ豪華
・菅政権のおかげで明らかに株価が下がっており、投資効率が良さそうだった(株価は下がっていたが利益率は高く、コロナ禍でも利益率が落ちるような商売ではない)

2022年4月末時点の運用成績もこんな感じです。
家族で1単元ずつ持つことで、利回りも4%を安定してとりつつ、十分な含み益も得ることができています。

取得価格 配当 優待 利回り 現在の価格 含み益
331,500 11,000 3,000 4.22% 433,500 102,000
280,000 11,000 3,000 5.00% 433,500 153,500
子1 310,300 11,000 3,000 4.51% 433,500 123,200
子2 310,100 11,000 3,000 4.51% 433,500 123,400

オリックス KDDIの株主優待が続々と到着しています | 自称サイドFIRE かもめんのブログ (kamomen.com)

例2)オリックス※現在も保有中
・50年以上連続黒字達成している+リース業という安定感
・利益率が高い。配当性向が低い等、投資先として安心
・株主優待を始めた理由が明確で、安易に優待を辞めなそうな安心感がある

2022年4月末時点の運用成績もこんな感じです。
明らかに株価が低い時に子ども2人分を掴めたので、利回りもとてもすごいことになっています。

取得価格 配当 優待 利回り 現在の価格 含み益
161,800 7,000 10,000 10.51% 237,400 75,600
170,000 7,000 10,000 10.00% 237,400 67,400
子1 128,500 7,000 10,000 13.23% 237,400 108,900
子2 128,500 7,000 10,000 13.23% 237,400 108,900

【初心者購入におススメ】オリックス | 自称サイドFIRE かもめんのブログ (kamomen.com)

 

例3)くら寿司※既に売却済
かなり以前に保有していた銘柄ですが、
・今後明らかに伸びそうな業態だった。
・カレーやタッチパネル等、他社に先駆けて材料や店舗運営の効率化を進めていた
・ライバルの不在(当時は「はま」「かっぱ」が弱く、「スシロー」もそこまで店舗数が多くなかった)
から購入に踏み切りました。

しかし、ある時から当時大人気商品だったカレーが明らかに改悪されました。
また、店員の質が明らかに落ちたり、お客さんの数が減っているのを目の当たりにしました。

私が買った時よりも明らかに株価が落ちていたので、以下の通り、利確しました。

取得価格 配当(当時) 優待 利回り 売却価格 売却益
111,400 1,200 2,000 2.87% 507,000 395,600
111,400 1,200 2,000 2.87% 600,000 488,600

 

実際、これまで投資した株がそれぞれここまで含み益や売却益が出ているかは置いておいて、優待は業績に左右されずに安定してgetすることができるので、長期保有に向いているというのは紛れもない事実だと思います。

実際に損失を抱えている優待銘柄もありますが、全体では幸いにも含み益を得ていることもあり、利回りを考慮しても、現時点で優待投資をすること自体は成功していると言えると思います。

株主優待投資から手を引こうと考えている理由1:銘柄

ここまで全体として上手くいっている株主優待投資ですが、せっかく上手くいってる中で、なぜ手を引こうと考えているのかについて書いていきたいと思います。

いきなり身も蓋もない話ですが、これから自分の大切なお金を削ってまで新たに投資したい優待銘柄が無くなってきた、という話です。

家族全員で保有→KDDI オリックス USMH(カスミ) ライオン テイエステック
2人以上保有→スタジオアリス INPEX アサヒ キリン 沖縄セルラー コメダ

上記の通り、配当や優待の利回りも期待できるし、値上がり益もとっていけるような、いわゆる「エース級」の投資先はある程度取得しつくしてしまいました。

優待とえば外食銘柄が多いですし、私も回転寿司をはじめとした外食系に投資していきたいですが、外食産業はコロナ禍での動向が読み切れず、今後の業績(配当)や成長性が読み切れないため、手放しで安心して保有できる銘柄とは言い切れません。

そう考えると、ほっといて濡れ手で粟(=管理がラク)な銘柄を保有したいという私の投資スタンスからはやや離れてしまいます。

株主優待投資から手を引こうと考えている理由2:個人株主数

これも大きな要因です。
現在、優待投資は優待目当てのために権利確定日だけ保有するイナゴが多すぎて、会社の大きな負担となっているように見受けられます。

以下は、USMH(カスミ)の株主数です。

2018年2月 2019年2月 2020年2月 2021年2月 2022年2月
株主数 68,912 68,346 83,910 88,218 98,302
期末株価 1,116 1,193 854 1,064 1,022

これを見ると、株価が上がっているわけでもないのに、株主数がものすごい勢いで増加しているのがわかるかと思います。
カスミの買い物 25%引き達成レポート | 自称サイドFIRE かもめんのブログ (kamomen.com)

 

また、以下はオリックスの株主数とどういった人がオリックスの株を保有しているかを表したグラフです。

これを見ると、2017年は23万人で個人株主の保有割合は7%でしたが、
2021年には76万人で個人株主の保有割合が15.9%まで増えていることがわかると思います。

これが、長期保有を目的とした個人株主の増加であれば一切問題はないのです。

しかし現在、株主優待は「クロス取引」というハイエナに買い漁られている状況です。

クロス取引とは簡単に言うと、期末日に株主になることを目的とし、株を購入すると同時に、同額で売却を入れておくこと(信用取引)で、株の売買手数料のみで株主優待を取得するという手法です。

例えば一定期間保有している株主にのみ、株主優待を渡すという銘柄もありますが、現時点で、多くの株主優待銘柄に保有期間の縛りはなく、ただ期末日に株主でさえあれば、優待品がもらえるという状況にあります。

また、株主優待投資を謳うyoutuberも盛んにクロス取引による優待のタダ取りを喧伝しています。

 

本件については、証券会社側も手数料欲しさにクロス取引を推奨していたりもします。
企業の良心はイナゴにあっという間に狩りつくされます。

企業側からしたら、長期で保有してくれるワケでもない個人投資家への優待品の費用だけが膨らんでいる状況ですが、こんなの、ある程度以上の単元保有をしている株主からしたら面白いワケがありません。

私は家族全員で最低単元保有したりしていますが、それはあくまで企業の成長性を考え、長期保有を前提として「投資」しています。

少なくとも今後、優待クロスイナゴが減ることはないでしょうから、優待文化自体が減っていくのではないかと思っています。

株主優待投資から手を引こうと考えている理由3:目的と手段の取り違え

個人的にはこれも大きい要因です。

「株主優待投資」をすると考えると、どうしても「優待銘柄数を増やしたい」という想いが先行して、既に最低単元を持っている銘柄や、良い銘柄だけど優待がない銘柄への投資を思いきって行えないことがあります。

投資をする目的の一丁目一番地は、あくまで「資産の最大化」「出費の抑制」であること。

その判断を、優待銘柄かどうか、最低単元かどうかで鈍らせてしまうのは、まさに本末転倒になってしまっているといえます。

 

同じく、そこまで魅力的な銘柄でなかったとしても、優待があるからとつい手を出してしまうことがないとも言いません。

例えばよくわからない優待銘柄を10万円×3単元買うのであれば、KDDIをもう1単元追加で買った方が良いという判断を合理的に下すため、「優待銘柄はエース級のみ手出しする」というルールを自分的にも徹底していきたいと思っています。

今後やること1:株主優待銘柄をエース級のみに整えます

正直、最近金まわりが良かったこともあり、また、コツコツと買いましてきたこともあり、現在でもかなりの数の優待銘柄を仕込んできてしまいました。

今後は、以下の観点を踏まえて、株主優待の保有銘柄を絞っていきたいと思います。

1.今後の成長性がある

2.利回りが良い

3.長期保有特典があったり、一定期間以上の保有がないと優待品がもらえない

4.自分が好きな会社である

もちろん、全ての項目を満たしている必要はないと思っていますが、「なんとなく優待目当てで~」という投資をやめて、「エース級」のみの会社に絞って投資していきたいと考えています。

■個人的にエース級だと思っている優待銘柄(現在も保有しています)
1605 INPEX
2502 アサヒビール
2503 キリンビール
3222 ユナイテッドスーパーマーケットホールディングス(カスミ)
4765 モーニングスター
7164 全国保証
7192 日本モーゲージサービス
7313 テイエステック
7532 パンパシフィックホールディングス(ドン・キホーテ)
7616 コロワイド(ステーキ宮等)
8591 オリックス
9433 KDDI
9436 沖縄セルラー

上記の銘柄は、今後も超長期で保有していきたいと思います。
また、上記の銘柄くらいエース級といえる銘柄が見つかったら、今後も投資していきたいと思います。

 

■今後の動向によっては整理することも検討していく優待銘柄(現在も保有しています)
2305 スタジオアリス
2597 ユニカフェ
2678 アスクル
2695 くら寿司
2752 フジオフードG
2928 RIZAP
3087 ドトール日レス
3197 すかいらーく
3387 クリエイトレストラン
3539 ジャパンミート
3863 日本製紙
4650 SDエンターテイメント
4668 明光ネットワーク
8601 大和証券
9728 日本管財
9788 ナック
9980 MRK

主に外食銘柄に関しては、優待利回りが良い・業績の安定等を見極めて、必要に応じて売却していきたいと思います。

その他、めぶきFG・リコーリース・ヤーマン・エステー・シーボン・コメダ等のエース級とまではいかない銘柄についても、今後エース銘柄とするか、手放し検討銘柄とするかを見定めていきたいと思います。
(現在約130銘柄(単元)保有・うち優待銘柄は約100銘柄)

今後やること2:優待株以外の投資先を検討します

今後やることとしては、やはり優待株から資金を引き揚げた後にどこに投資するかです。

野球で4番打者だけを揃えてうまくいくことはありません。
株式投資でも同じく、業界や業態をうまく分散させることで、一流選手だけで1番~9番までを選んでいく必要があると思います。

例えば、商社が上手くいっていない時期も、通信で稼ぐことができて、総合的に見て手堅く勝ちを拾っていくことができると思っています。

結果として自分の資産を年間4%~5%で運用していくことさえできれば、現状の収入と出費を加味しても資産が減っていくことは考えづらいですし、下手に優待を拾うことを目的としなければ、そこそこの勝率で達成していくことはできると考えています。

それこそSPYDとかを毎週コツコツ分散で購入していっても良いワケですし。

どういった投資手法にしていくかは今後しっかりと考えて行く必要はありますが、自分の性格や考え方に合って、且つ勝率も低くない投資方法をしっかり考えていきたいと思います。

まとめ

今日振返ってきた通り、イナゴの出現や優待投資ブームによって、今後優待文化は縮小していくものと考えています。

もちろん、優待投資は大好きなので今後も「エース銘柄」は見極めていきたいと思いますが、それ以外の投資先についても検討・精査していきたいと考えています。

 

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↑私かもめんは老後資金をidecoの米株インデックスで準備しています↑


↑私は家族人数分NISA口座を開設して、その範囲内で株式投資しています↑

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